「製缶加工」と「板金加工」の違いとは?
製缶加工とは、厚い金属板を曲げて大型の架台やタンクを製作する加工法で、板金加工とよく混同されがちです。
そこで、今回は製缶加工と板金加工の違いをまとめています。
◇製缶加工とは?
製缶加工とは、鉄やステンレスなどの金属板やパイプを切断・曲げ・溶接して立体的な製品を作る金属加工法です。
建物の骨組み、工作機械の架台、産業用タンク、ダクト、鉄骨、機械装置、貯蔵設備、クレーン、圧力容器、船の部品、集合住宅の貯水槽など、多くの製品に用いられています。
主に大型構造物の製作に向いており、強度が求められるため鉄やステンレスがよく使用されます。
◇板金加工とは?
板金加工は、金属板を切断、曲げ、溶接などの工程を経て製品に加工法。
使用する材料は主に鉄、ステンレス、アルミ、銅で、厚さは鉄、ステンレス、アルミが最大6mm、銅は最大2mmの素材です。
薄い金属板に対して切断、曲げ、溶接などの加工を行う板金加工は、プレス加工と似た部分が多いのが特徴です。
三波メタルワークスは、1975年に『三波工業有限会社』として創業以来、金属加工(製缶・精密板金)に一貫して取り組んでまいりました。
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